為替の動向を左右するリスクオンとリスクオフ

FXでは、リスクオン(リスク選好)とリスクオフ(リスク回避)という言葉をよく聞きます。

リスクオンとは人々が積極的にリスクを取りに行くことを言い、リスクオフとは人々がリスクを嫌う行動を取ることを言います。
投資の世界に当てはめれば、リスクオンでは、投資家がリスク覚悟で積極的にリターンを追及する姿勢をとるようになり、リスクオフでは、高いリターンよりもリスクを抑え資産を守る姿勢をとるようになります。

リスクオン=円安ドル安、リスクオフ=円高ドル高

リスクオンの流れが強くなると、オーストラリアドルやニュージーランドドル等の高金利通貨やユーロ、ポンド等の通貨、いわゆるリスク資産が強くなり、ドルや円といった安全資産とされる通貨が弱くなる傾向にあります。つまり、ドル安、円安の流れが強くなるということです。
これとは反対に、リスクオフの場合は、高金利通貨やユーロ、ポンド等が売られ、ドルと円が強くなる傾向にあります。ドル高、円高の流れです。

経済指標や株価に要注目

リスクオン、リスクオフの流れに強く作用するのが、様々な経済指標、それから株価です。
ある経済指標でポジティブな結果が出た場合には、リスクオンの流れが強まり、ドル安、円安に振れることが多くあります。
逆に経済指標の結果がネガティブなものであれば、リスクオフの流れが強まることになります。

例えば、ある経済指標の発表があり、予想より悪い結果が出てしまった場合の投資家の行動としては、「このまま経済は減速してしまうかもしれない。このままリスク資産を持っていれば、大きな損失を被ってしまう危険性がある。保有しているリスク資産を売って、安全資産の比率を高めよう」となるワケです。
こうなれば、為替の世界においては、資源国通貨のようなリスク通貨が売られ、ドルや円の需要が高まり、ドル高、円高となります。

また、株価が上昇している場合にはリスクオンの流れが強まり、株価が下落している場合にはリスクオフの流れが強まる傾向にあります。株価は為替市場にも大きな影響を及ぼしますので、FXをする場合にも関係ないと思わず、必ずチェックしましょう。

リスクオンとリスクオフの流れは、頻繁に変わります。この流れを決めるのは、経済指標や株価、更には自然災害や地政学的リスクといった要因です。
ファンダメンタルズ分析全般に言えることですが、サプライズ的なニュースや出来事が原因で相場の流れが正反対の方向に動き出すことはよくあることですので、トレード中は特にニュースに敏感になっておく必要があります。

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