売ってから買える=暴落期でも稼げる
FXは、「買い」からだけではなく、「売り」からも入ることができます。
通常の金融商品は、「買ってから売る」取引が基本になります。他の外貨建ての金融商品も外貨を買って、円を売る取引が基本です。
そのため、価格が下落している状況では、当然のことながら損をしてしまいます。外貨建て商品や為替取引の場合には、投資先の通貨が安くなれば損をしてしまいます。
ということは、円を通じた取引の場合には、円高が進行している時期に外貨建て商品を買ってしまうと、どんどん損失が拡大してしまう可能性があります。
しかし、FXの場合は、「売ってから買う」ことができますので、円高が進んでいる最中に売って、あとで買い戻せば、利益を得ることができます。
売ってから買えれば、市場の暴落期でも利益を上げることができるということです。
例えば、1ドルが85円の時にドルを買って、1ドル80円になった時に売ると、5円の損が出てしまいます。
逆に、1ドル85円の時にドルを売って、1ドル80円になった時に買い戻すと、5円の利益となります。
このような取引が、FXでは可能な訳です。
昨今の円高で「円高不況」ということも叫ばれていますが、FXでは円高で大儲けということも大いにあるということですね。これなら円高も怖くありません。
このようにFXでは、買いからでも売りからでも取引ができますので、上昇トレンドにあろうが下落トレンドにあろうが、利益を上げることが可能です。相場がどのような状況にあろうとも利益を上げるチャンスがあるのがFXの魅力であり強みです。
ちなみに、「買い」から入る取引のことを「ロング」、「売り」から入る取引のことを「ショート」と呼びます。トレードをしているとしばしば耳にする言葉ですので、覚えておいてください。