MetaTraderのサーバーを追加、変更する方法
メタトレーダーでは、様々なFXブローカー(FX業者)のデモサーバーを利用できます。
また、同時に複数のデモ口座を開設し、デモサーバーを使い分けるようなこともできます。
「そんなにいくつもデモ口座を開設しても意味ないじゃん!」と思われるかもしれませんが、複数のデモサーバーにアクセスできる状態にしておくことには、ちゃんとメリットがあります。
メインサーバーがつながらないときのサブサーバーとして
複数のデモサーバーを利用するメリットとして、まず挙げられるのが、メインのサーバーがつながらない場合のリスクヘッジとなることです。
メタトレーダーを利用していると、稀にデモサーバーへの通信が切断されていて、リアルタイムのチャートデータが得られないことがあります。サーバーのメンテナンス中だったり、回線がパンクしていたりして、アクセスできないことがあるというワケです。
このような場合に、複数のデモサーバーを利用できる環境にあれば、サーバーを変更するだけでチャートデータを得ることができます。
サーバーが違えば、特徴も違う
また、FX業者によって、得られる情報が異なりますので、いろいろなFX業者のデモサーバーを試してみて自分に合ったものをメインで使うと良いかもしれません。
実際に複数のデモサーバーを利用してみるとよく分かるのですが、デモサーバーによってローソク足1本1本の長さが違ったり、ローソク足の反応の仕方が違ったりします。更には、ダウ平均株価や日経平均株価、金価格や原油価格等の情報が得られるFX業者もありますので、お気に入りのFX業者のサーバーを見つけてみるのも面白いかもしれません。
サーバーの設定方法
サーバーを追加する方法、サーバーの変更方法は、決して難しくありません。
まず、メタトレーダーのメニューバー「ツール」より「オプション」をクリックしてください。オプション画面が現れますので、「サーバー」タブを選択します。すると、以下の画面が表示されます。
「サーバー(S)」の欄に、デモ口座を開設したいFX業者のサーバーのIPアドレスを入力して「OK」をクリックします。
次に、メニューバー「ファイル」より「デモ口座の申請」をクリックします。
以下の個人情報の入力画面が表示されますので、あとはメタトレーダー4のインストール後に行った手続きを再度行うだけです。
各項目を入力し、チェックボックスにチェック。
「次へ」をクリックすると、以下の画面が表示されます。この時点で、先程入力したIPアドレスのサーバーが表示されているはずです。
「Scan」をクリックして、「次へ」をクリックすれば、デモ口座の開設は完了です。これで、新たにサーバーが追加されます。
利用するサーバーは、サイドバーのナビゲーターウィンドウの「口座」より選択、変更可能ですので、サーバーを変更したい場合は、コチラから行ってください。
代表的なFX業者のIPアドレス
最後に、代表的なFX業者のIPアドレスをいくつか載せておきますので、参考にしてみてください。
- Admiral Markets…98.158.109.130:443
- Alpari…193.46.204.122
- FXDD…mts06.fxdd.com:443
- FxPro…195.88.176.170:443
- Grand Capital…5.9.43.78:443
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