移動平均乖離率の使い方

移動平均乖離率は移動平均線とローソク足との乖離、つまり移動平均線とローソク足がどれだけ離れているかを表したものです。オシレーター系のテクニカル指標のひとつで、逆張りをする際に多く用いられます。

マーケットの行き過ぎを見る

移動平均線はある期間中の平均為替レートを結んだ曲線ですので、移動平均線との乖離は市場の平均レートとどれだけの乖離があるのかを表したもの、更に言えば、市場の行き過ぎを表したものと言えます。

FXに限ったことではありませんが、マーケットでの行き過ぎは修正されます。買われ過ぎと判断されれば売りが入りますし、売られ過ぎと判断されれば買いが入ります。

これをチャート上で視覚的にとらえれば、ローソク足が移動平均線から大きく離れた場合、その乖離が調整されるように移動平均線にローソク足が近づいて行くということです。グランビルの法則でも同様のことが述べられています。

このローソク足と移動平均線との乖離を「乖離率」という視点から、視覚的に分かりやすく描いたものが移動平均乖離率です。

逆張りに利用する

移動平均乖離率

上のチャートでは、30日移動平均線と移動平均乖離率が描かれています。青い線が移動平均乖離率です。黒い点線は乖離率が0%のラインです。これより上の領域では、市場の平均より買い勢力が強く、これより下の領域では市場平均より売り勢力が強いということになります。

このチャートを見てみると、移動平均乖離率が0%のラインを大きく下回ると買われ、大きく上回ると売られていることが分かると思います。同じオシレーター系のテクニカル指標であるRSIのような動きをしていますね。

ということは、移動平均乖離率を用いたトレードとしては、ローソク足が0%を大きく上回れば売り、0%を大きく下回れば買いという逆張りの戦略が立てられます。

トレンド方向と逆の乖離でエントリーする

移動平均乖離率は、他のオシレーター系のテクニカル指標と同様に、レンジ相場で有効です。逆に言えば、トレンド相場には多少の注意が必要になります。

移動平均乖離率(トレンド)

このチャートはトレンド発生時に移動平均乖離率を描いたものです。
チャートを見れば分かるように、0%のラインを大きく上回って見えても、ローソク足はレンジ相場の時のような大きな下落を見せていません。

移動平均線はローソク足に追随して動くことから、ローソク足が上昇すれば移動平均線も上昇し、ローソク足が下落すれば移動平均線も下落することになります。

トレンド相場では、乖離率がトレンドと同じ方向に大きく動いた場合は、あてにならないと思ってください。上昇トレンドで0%を大きく上回っても売ってはいけませんし、下落トレンドで0%を大きく下回っても買ってはいけません。

逆に、トレンドとは反対の方向に乖離率が動いた場合には、押し目や戻りを形成したことになりますので、エントリーの絶好のポイントとなります。上昇トレンドの場合に0%を下回れば押し目買いのポイント、下落トレンドの場合に0%を上回れば戻り売りのポイントとなります。

初心者におすすめのFX口座

FXで勝つためには、勝てるFX会社でトレードをすることが大切です。以下の3つのFX会社は、どれも扱いやすく、FX初心者にもピッタリのものとなっています。どの口座を開設しようか迷っているというような方は、この3つから選んでみると良いでしょう。

サブコンテンツ

このページの先頭へ